あらせんstyle

教育委員会の指導主事として学校関係者に生徒指導に関する指導助言や、学校心理士として保護者や児童にカウンセリングなども行なっている。小学校教諭を16年間勤め、関わった子供は約3500名。2014年には総合学習の実践で第63回読売教育賞 最優秀賞を受賞。著書「いじめ2.0 ~新しいいじめとの戦い方~愛育出版」

ちゃんと前を向いて頑張れる子だと信じています

「夜回り先生」こと水谷修氏が、今も大切にしている言葉があるそうです。 荒れていた自身の思春期時代、 学校に呼び出された母が、学校の先生に言った言葉。 「ちゃんと前を向いて頑張れる子だと信じています」 この言葉には、 「何があっても子どもの力を信…

いくつになっても成長している人は美しい

「プレジデント(大統領)」と呼ばれるジャイアントセコイアの巨木をご存知ですか? アメリカ西部のシエラネバダ山脈にある、 根元は直径8m、樹高は75m、葉の数は20億枚近くあるそうです。 約3200年生きているそうです。 何と!今も成長し続けているというか…

忘れられない星空〜Unforgettable starlit sky〜

忘れられない星空があります。 23歳の時に見た北海道の夜空です。 空から星がこぼれそうで、 地平線付近にも、はっきり星が見えて、 空には、こんなにも星が溢れているんだと感動したことを覚えています。 その時のことを思い出すと、 今でも泣きそうになり…

我が子に教えたいことは「希望」

担任した教え子から「出産した」との報告がありました。 心から嬉しく思います! また、同じ子育て中の身として、共に成長しましょう! という思いです。 イギリスの絵本作家ブライアン・ワイルドスミス氏は言っています。 「子どもの魂は何でも書き込める白…

時代を超えても変わらないものがある

生まれた時から、パソコンや携帯電話等のデジタル機器に囲まれて育った世代を「デジタルネイティブ」と呼ぶそうですね。 日本では1980年前後生まれ以降が該当するといわれています。 彼らは情報収集や友人との連携も、ネットが中心です。 近年、そうした世代…

使える接続詞を増やそう!

接続詞とは、語と語、節と節、文と文、すなわち論理のつながり具合を示す言葉です。 日本語には大きく6種類の接続詞があり、言葉によってニュアンスが微妙に違います。 【順接・因果】前の文を原因・理由とする結果を表す だから、それで、ゆえに、そこで、…

1日の歩数から考えた〜もっと運動するぞ!〜

月曜日:2379 火曜日:3138 水曜日:2500 木曜日:7060 金曜日:4736 この数字なんだと思いますか? 私の「ある週の1日の歩数」です。 まずいでしょ。 通勤は自動車、仕事はデスクワークなので、 意識的に歩こうとしなければ、こうなってしまいます。 私は、…

「におい」って人生の味わいに欠かせないですね

先日、ある図書館で懐かしい「におい」に再会。 小学校時代に過ごした教室のにおいでした。 あの「油」のにおいです。 当時(今も?)神戸市の学校の多くは、教室は土足でした。上履きはなく、靴のままで廊下や教室を歩いていたのです。 だから定期的に「油…

ペーパーレスを目指そう!グローバル企業なら、もはや当たり前!

グローバル企業なら、もはや当たり前のこと、 それが「ペーパーレス」です。 先日の投稿に続いて、また小池百合子氏の話です。 今、都でもペーパーレス化を進めているそうです。 小池氏は、知事に転身する直前までルノーの社外取締役を務めていたそうで、 取…

「お食い初め」息子が豊かな食で元気に成長しますように〜「音羽」で注文!美味しかったですよ〜

先日、息子の「お食い初め」を行いました。 【お食い初めとは?】 「お食い初めは出産後、100日目か120日目に行い、 赤ちゃんが一生、食べ物に困らないように願う儀式です。 お食い初めの儀式は古く、平安時代から行われていたそうです。」 【お食い初めの祝…

男の嫉妬は国を滅ぼす

「嫉妬」という字は女偏ですが、 男の嫉妬ほど、醜いものはない。 性質が悪い。 歴史的にも時には国を滅ぼす場合だってあります。 詳しくは山内昌之氏の著書「嫉妬の世界史(新潮新書)」を。 嫉妬を男偏に変えたら良いと思いました。 嫉妬には・・・どう対…

林 修氏の著書「いつやるか?今でしょ!」から考えた 〜デモステネスのように「人が行動を始める話」がしたい!〜

林 修氏の著書「いつやるか?今でしょ!」の冒頭で、 「(ローマの)キケロが演説を終わった時、民衆は『なんと雄弁なんだろう!』と感服した。しかし、デモステネスの演説が終わると今度は『さあ、行進しよう!』と。」 というエピソードを紹介しています。…

残業ゼロを目指そう!働き方改革は自分改革!

「残業ゼロが実現すればどうなるでしょう」 こんなことを考えたことはありますか? これを真剣に考え実行しようとしている人がいます。 小池百合子氏です。 さすが「クールビズ」を実現させた人です。 東京都知事になって、 次から次へと「これまでなかなか…

勉強ができるようになるコツはアウトプットのための勉強にすること

時田啓光氏の著書「東大合格請負人が教えるできる大人の勉強法」を読んで、 目からウロコでした! 「本当にその通り!」 と叫びたくなりました(笑) 時田氏は述べられます。 「勉強ができるようになるコツはアウトプットのための勉強にすること」 だと。 振…

情報こそ命!徹底して調べよ

これまでの経験の中で実感していることは、 様々な目標を達成する上で、大事なことは「良質な情報」です。 目標を実現しようとすれば、その途上で何度も分かれ道を迎えます。 その際、どちらの道を選ぶのかに欠かせないのが「良質な情報」です。 できる限り…

水野学さんから学んだ「センスは努力で身につけることができる」

「センスとは、集積した知識をもとに最適化する能力である」 とは、クリエイティブディレクター水野学さんの言葉です。 水野学さんは、ゼロからのブランドづくりをはじめ、ロゴ制作、商品企画、インテリアデザイン、コンサルティングまでをトータルに手掛け…

レジリエンスの高い子どもの10の特徴

昨日投稿した「レジリエンス」の続報です。 レジリエンスの高い子どもの10の特徴の話を聞きました。 ①努力をすれば、問題は解決し成功できると信じている。 ②つらくても未来は必ず今より良くなると思っている。 ③自分にはこの世に存在する意味があると思って…

逆境を乗り越えるには「心の回復力」がカギです

レジリエンス(resilience)とは、 強いストレスによる影響から回復できる心的特性のことです。 つまり「心の回復力」のことをいうそうです。 今、心理学の研究で世界的なテーマになっているといいます。 虐待を受けたり、親が精神疾患になったりするなど、…

ドイツの心理学者・エビングハウスの「忘却曲線」から考えた

ドイツの心理学者・エビングハウスの研究で、 人は覚えたことを時間が経つにつれて忘れてしまうことを明らかにしました。 と言っても1800年代に提唱したものです。 どのような実験かというと、 対象者に「egf, dtp ,hyt」という意味のない3文字のアルファベ…

このミニ定規を見ると思い出す子がいるんです

ずっと大切にしているミニ定規です。 手を焼いた可愛い教え子からもらったものです。 壊れてしまった30cm定規をカットしてヤスリで磨いたものですが、 触り心地もよく、色も良い味出しているんです。 この定規を使う度に 「これをくれたバスケット好きの少年…

スティーブ・ジョブズはどうしていつも同じ服を着ているのか

興味深い題名だったので本を購入。 その本は三浦展氏の「毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代 今を読み解くキーワード集」。 「かっこよかったものがかっこ悪くなる」 という三浦氏の主張がとても面白く、一気に読み終えました。 消費・世代・少子高齢化・家…

最も忙しい人こそ最も暇が多い The busiest people have the most leisure.

「忙しい!もっと自分の時間がほしい・・・」 こんなことを思っている人はいませんか? 私もその一人です。 英語のことわざに 「最も忙しい人こそ最も暇が多い」 (The busiest people have the most leisure.) があります。 多忙なのは周囲の評価が高い証…

素敵な計算式「96÷2=48」の意味とは?

素敵な計算式を知りました。 96÷2=48 「どんな苦労(96)も2人(2)で分かち合えば、幸せ(48)になれる」 (「実践!世界一ふざけた夢の叶え方」柳田厚志氏の言葉より) と。 今度、結婚式のスピーチで使おう!(笑) 今日も仕事帰りに、 妻が大好物のどら…

燃えるように熱いおじいちゃんになりたい

ピカソは90歳で新たな技法を開発したと言います。 哲学者ラッセルは90歳を過ぎて反戦書を刊行。 老年期に入っても社会貢献、仕事を精力的に行う人生は素晴らしいと思います。 定年後にどう生きるか。 最近、よく考えます。 経済的にも身体的にも心理的にも充…

苦労は買ってでもせよ

強い花を作るには「水を与えないこと」だという。 葉が萎れる寸前まで水を与えないでいると、 より多くの根を張り巡らせて、水を必死に求めます。 その結果、根は強くなるようです。 強い花にするには生育環境をあえて厳しくすればいいのです。 では強い人間…

小さな障害は笑いの種 大きな障害は勝利の前兆

作家モンゴメリーは「赤毛のアン」で主人公アンに次のように語らせます。 「小さな障害は、笑いの種だと思い、大きな障害は、勝利の前兆だと考えられるようになったの」 本当です! 色々あるけど笑い飛ばしましょう! 現状が厳しければ厳しいほど、 いよいよ…

ありがとうは奇跡の言葉

尊敬する指導者は言います。 「ありがとうは(奇跡の言葉)である。口に出せば、元気が出る。耳に入れば、勇気が湧く。感謝の心は自分自身を豊かにする。『幸せだから感謝する』以上に『感謝するから幸せになる』のだ」と。 その通りだと思います。 考えてみ…

長生きの秘訣は生涯青春

2016年9月の統計によると、 日本における100歳以上の高齢者は6万5692人。 46年連続増加とのことです。 1963年度が153人だったようですから、 ものすごいスピードで高齢化が進んでいます。 先日、 100歳を超えても元気に生活されている方々を取材した ノンフ…

「あらせんstyle」は応援メッセージ!

先日、久しぶりに再会した教え子から 「『あらせんstyle』読んでます!ファーストペンギンって◯◯のことですか?」 なんて話があり、 ブログを読んでくれてるの!と感動。 胸が熱くなりました。 その際、 「ところで『あらせんstyle』ってどういう意味がある…

失敗にめげないことが勝利の鍵

久保田競京都大学名誉教授はいいます。 「ノーベル賞受賞者に何人も会いましたけど、みな普通の人。が、粘り強さという点では並外れている」 と。 なるほど。 超一流の人はみんな 「忍耐力王者」 「諦めないチャンピオン」 なのです。 失敗にめげない精神力…