あらせんstyle

教育委員会の指導主事として学校関係者に生徒指導に関する指導助言や、学校心理士として保護者や児童にカウンセリングなども行なっている。小学校教諭を16年間勤め、関わった子供は約3500名。2014年には総合学習の実践で第63回読売教育賞 最優秀賞を受賞。著書「いじめ2.0 ~新しいいじめとの戦い方~愛育出版」

時代を超えても変わらないものがある

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生まれた時から、パソコンや携帯電話等のデジタル機器に囲まれて育った世代を「デジタルネイティブ」と呼ぶそうですね。

日本では1980年前後生まれ以降が該当するといわれています。

彼らは情報収集や友人との連携も、ネットが中心です。

近年、そうした世代と年長世代との、新たな「世代間断絶」が指摘されています。

 

私の子どもたちを見ていても、5歳の娘はYouTubeをサクサク操作できますし、マイク機能を使って検索も可能です。最近、娘が俳優の野村祐希のファンになったようで、Googleで検索して動画を観て喜んでいました!!

友達とインターネットを介して連絡を取り合うのも時間の問題でしょう。

確かに、私の子どもの頃とは違いますね。

 

私は1972年生まれ。惜しくも「デジタルネイティブ」とは言えませんが、

これまで、若者たちに遅れまいと、新しいデジタル機器などを積極的に使ってきました。

twitter、Facebook、Linkedln、755、LINE、Vine、ツイキャス、Instagram等、

私が登録しているアプリですが、同年代で交流できる人がいないものもあるので、全ては使いこなせていません・・・(涙)。

 

物心ついた時からインターネットを介してコミュニケーションを行うのが当たり前の「デジタルネイティブ」。

新しいサービスの利用や柔軟なコミュニケーションスタイルを強みに、今度、よりネット上で存在感を発揮していくのだろうと思います。

 

しかし、意思伝達等の手段は、時代を追って進化していますが、時代を超えても変わらないものがあります。

 

人は、人とつながり、触発し合う中で成長するという事実です。

 

人に対して良識ある振る舞いを貫くことが、何よりも大切です。

このことを絶対に忘れてはならないと思っています。