あらせんstyle

教育委員会の指導主事として学校関係者に生徒指導に関する指導助言や、学校心理士として保護者や児童にカウンセリングなども行なっている。小学校教諭を16年間勤め、関わった子供は約3500名。2014年には総合学習の実践で第63回読売教育賞 最優秀賞を受賞。著書「いじめ2.0 ~新しいいじめとの戦い方~愛育出版」

1万時間の法則で夢を叶える!

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【1万時間の法則とは】

1万時間の法則をご存知ですか?

限界的練習を1万時間行えば、誰でも世界トップレベルになれる法則のことです。

 

フロリダ州立大学心理学部アンダース・エリクソン教授が

チェス、バイオリン、テニス、数学等、世界中のトッププレーヤーたちを、

30年以上にわたって科学的に研究して導き出された法則です。

「超一流になるのは才能か努力か? (文藝春秋)著者:アンダース・エリクソン」に詳しくは書かれています。

 

代表的な研究を紹介します。

バイオリニストをドイツのベルリン芸術大学で、

トップレベルの人と、

まあまあ良いレベルの人と、

ダメな人で分けて、

彼らのそれまでに練習時間を調べました。

そうしたら、彼らを区別するたった一つのことだったのです。

 

それは「練習時間の蓄積」でした。

 

彼らが18歳になるまでに練習に費やした時間は、

トップレベルの人は平均7410時間

まあまあ良い人は平均5301時間、

ダメな人は平均3420時間だったのです。

 

その他、様々に研究して明らかになったのが、

世界トップレベルは1万時間の練習を実践していたのです。

 

さらに教授は、

世界トップレベルは、

専門性の高い指導者のもと、

限界的練習(簡単にいうと「自分の能力を少しだけ超える負荷をかけ続ける練習」)

を実践していたことも紹介しています。

 

つまり、

どんな才能も生まれつきの才能ではなく、学習の質と量で決まるのです。

 

計算してみましょう。

1日3時間の練習を1年間実践すると約1000時間。

10年間すれば1万時間になります。

だいたいこれくらいの練習量です。

 

【浅越さんの講演でも・・】

先日、元女子プロテニス選手の浅越しのぶさんの講演を聞く機会がありましたが、

やっぱり、

「プロになるには情熱と練習に費やした時間」

と熱く語っておられました。

 

【毎日3時間練習してた教え子は・・・】

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担任した教え子を思い出します。

その教え子は女子スピードスケート(ショートトラック)に情熱を燃やしていました。

学校から帰宅するやいなやバスに乗り込み、1時間近く揺られてスケート練習場へ。

約3時間、毎日スケートの練習をしていたのです。

彼女も今は高校2年生。

スランプの時期もあったみたいですが、

今年、国体で優勝を果たしたそうです。

彼女の練習量からすると、1万時間も射程距離かもしれません。

(夢に向かってがんばれ!)

 

【私もまだまだこれから】

さあ、おじさんの私もまだまだこれからです!

今の仕事で超一流を目指します!

さらにこのブログ発信も20年を目標に発信していきます!

そうすると世界レベルになれるかも。

 

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