あらせんstyle

教育委員会の指導主事として学校関係者に生徒指導に関する指導助言や、学校心理士として保護者や児童にカウンセリングなども行なっている。小学校教諭を16年間勤め、関わった子供は約3500名。2014年には総合学習の実践で第63回読売教育賞 最優秀賞を受賞。著書「いじめ2.0 ~新しいいじめとの戦い方~愛育出版」

EV化と自動運転で人は車を所有しなくなるのか⁈

f:id:arasenstyle:20170531113054j:plain

先日、電気自動車(EV)に乗りました。

アクセルを踏み込んだ時の加速力や、エンジン音がしない静けさが魅力的でした。

近い将来、ほとんどの車がEVになると言われています。

米カリフォルニア州は2050年頃までに全ての車をEVか燃料電池車に置き換えることを目標にしているそうです。

オランダでも2025年までにガソリン車とディーゼル車の半蛮夷を禁止する法案の検討に入りました。

中国でもEVとプラグインハイブリッドの購入しか補助金を出さないなど、EV化がどんどん進んでいます。

ガソリン車とEV車の組立部品の数は、圧倒的にEV車が少ないようで、量産されるとかなりのコストダウンが見込めるといいます。

EVだらけの未来も近そうです。

 

あと、近い将来、自動運転が一般化するともいわれています。

人工知能に行き先を告げて、自分は横にでもなって音楽・映画鑑賞、読書等を楽しみ、「到着しました」の合図で外に出ると目的地に着いている。こんな感じでしょうか?

自動運転時代は車を所有する意味もなくなるかもしれません。

 

いやいや、もしかして自動運転ドローンで、空を飛ぶ方が先かも⁉︎

妄想は膨らむばかりです。

 

ともあれ、あと20年は自動車を所有する時代は続くと予想して、次に買う車を検討中です。

 

arasenstyle.hatenablog.com

 

「100-1=ゼロの法則」から考えた「1」じゃない「99」に目を向けろ!

f:id:arasenstyle:20170527200510j:plain

皆さんは「100-1=ゼロの法則」を知っていますか?

これは「サービスの方程式」「安全の方程式」と呼ばれるものです。

仕事をしている100人のうち、1人がクレームや事故を起こしてしまうと、これまでに積み上げた成果の全てがゼロになってしまうというものです。

信頼を得るのは相当な時間がかかりますが、信頼をなくすのは一瞬です。

経営者であれば、その「1」を最も恐れるのは当然でしょう。

そして「1」を出したものに厳しい指導を行うことも必要なことでしょう。

 

「建設は死闘、破壊は一瞬」

という言葉があるように、仕事をする上で事故やクレームは本当に怖いですね。

私自身、今後も「1」のミスをなくす未然防止の取組を頑張ろうと思うとともに、次のことを実践しようと思いました!

 

私はたくさんの教職員の方と関わる仕事をしています。

中には、失敗をされる方もおられす。(その際は二度とこのようなことが起きないよう厳しい指導を行います。)

しかし、私は「1」を生まないために躍起になるよりも「99」人を大切にしたいです。

事故を起こさないように、子どもたちの幸福のために、日々努力している「99」人に目を向けたいです。

そんな思いがこみ上げてきました。

 

よっしゃ!

頑張っている人をどんどん紹介していこう。

それが私の使命だ!と一人熱く決意してしまいました!

 

さあ、今日も頑張ろう!

うまくいっている人が朝食前にしていること

f:id:arasenstyle:20170523233628j:plain

「あなたは夜型?朝型?」

って聞かれたら、私は間違いなく前者でした。

社会人になってからというもの、仕事を始め様々な活動の中心は夜に行っていたからです。

 

しかし、四十代半ばを迎えた近頃、

私の身体は朝型に変わろうとしています。

なんと!自然に朝早く目がさめるのです。

若い頃と明らかに身体が変化しているのです。老化?してきたようです。

 

ともあれ、

朝型の生活習慣は私の人生を豊かにしてくれています。

朝、6時頃に起床して朝食前にすることは、以下の通りです。

①読書。1冊読んでしまうことがあります。

②ブログ。週1回発信しています。

③家族との時間。対話や一緒にYouTube観賞。

 

ローラ・ヴァンダーカム著「うまくいっている人は朝食前にいったい何をしているのか」には、成功者ほど朝食前の時間に「3つの投資」を習慣化しているといいます。

1.キャリアの発展につながる行動

(戦略を練る、集中力の必要な作業)

2.豊かな人間関係につながる行動

(家族や友人に最高の自分を提供する)

3.自分を育てる行動

(運動、瞑想など精神面を整えること、創造的な活動)

 

おっ!結構、私はイケてる方かも。

あと運動できれば❗️と思いました。

 

さあ、今日も頑張ろう!

人との出会いは人生を豊かにする

f:id:arasenstyle:20170522071542j:plain

ある人に会いに関東方面に行ってきました。

一人は高校時代の友人。

もう一人は塾の経営者さん。

 

それぞれに小一時間の対話でしたが、感動のひと時でした、

人材派遣会社の役員をしている高校時代の友人は、

「引きこもりが人材」だと気がつき、

今、家に引きこもっている人が社会で活躍できるお手伝いを積極的に支援しているとのことでした。

 

Facebookで繋がった塾の経営者さんは、

一人の不登校との出会いをきっかけに、

今、不登校生が自信を持って生きていく支援を行なっているそうです。

 

お二人とも

「夢に向かって突き進む情熱!」

「思ったことを実行する勇気!」

「人のために行動する優しさ!」

を持っていました。

お二人の心が私の心をビンビンと刺激し、

「俺もやったるで!」と自然に決意に変わっていました。

 

「人との出会いが人生を豊かにする」

心から実感する週末でした。

今秋を目指していじめ専門のホームページを立ち上げます。

ますます気合を入れて準備していきます。

ベーシックインカムと究極の自動化で人は働かなくなるのか。

f:id:arasenstyle:20170513061157j:plain

今、世界は恐ろしいスピードで進化しています。

2045年。

この年は人工知能技術や通信技術、ナノテクノロジーなどで、爆発的な技術革新が起きると言われています。

今(2017年)から28年後ですので、そんなに多い未来ではないでしょう。

技術革新がもたらす未来は、生活水準の向上が期待されています。

具体的な未来予想は、神野元基の著書「人工知能時代を生き抜く子どもの育て方」に詳しく書かれています。

この本を読んで驚いたことが「究極の自動化」と「ベーシックインカム」です。

f:id:arasenstyle:20170513061247j:plain

【究極の自動化】

「究極の自動化」とは、人工知能の進化に伴い、あらゆるものが自動化されるというものです。

確かに人工知能が進化すれば、今、人間が行なっている作業はロボットがしてくれます。

1つのプロダクトの生産、流通の過程で、人間がほとんど関与しなければコストが下がるので、当然、流れは自動化を目指します。

この流れの行き着く先は、衣食住の生活コストの低減です。そうすると、あくせく働く必要もなくなりそうです。

 

【ベーシックインカム】

「ベーシックインカム」とは、医療扶助や子育て給付金、失業保険など細かく分断されていた社会保障制度をやめて、

一律給付にしてしまおうとする制度です。

実際にこの制度を導入する動きは、先進国で議論されています。

2016年、スイスではベーシックインカム制度の導入の是非を問う国民投票が行われたとか。

提案された内容は、成人に約30万円、未成年に約7万円を給付するというものです。

結局は否決されましたが、その後、世界で初めてフィンランドがベーシックインカム制度を導入することが決まりました。

f:id:arasenstyle:20170513061433j:plain

マジっすか。

そんな驚きの中、一気に読んだ本でした。

 

そんな世の中になる可能性も「ゼロ」ではありません。

そうすると「人は本当に働かなくなるの?」という疑問が湧いてきますよね。

 

でも私は「人は必ず働く」と思います。

本当の充実は「何かのために汗を流すこと」だからです。

「自分のスキルアップのために・・・」

「あの人のために・・・」

「世のため人のために・・・」

「社会のために・・・」

人は行動を起こすだろうと思います。

人は新たな仕事を必ず見つけていくでしょう。

f:id:arasenstyle:20170513061720j:plain

今、我が子の年齢は5歳、3歳、0歳です。

2045年には33歳、31歳、28歳になります。

まさに人工知能時代を生きていくことになります。

我が子に今、何をどう教えるべきなのか!

「世のため人のために生きることは素晴らしい!」

「自分で課題を見つけ出し、自分で解決していくぞ!」

「最新のテクノロジーを使いこなすぞ!」

こんな心と実践力を育む教育が重要だと思っています。

 

さあ、まずは自ら勉強しよう!

 

固定マインドから成長マインドへ

f:id:arasenstyle:20170505095723j:plain

「固定マインド」と「成長マインド」という言葉を知っていますか?

 

「固定マインド」とは、知性や才能はほぼ固定的な性質だと捉えていること。つまり、「自分の知性や才能は生まれ持ったもので、ほぼ変えることができない」と強く信じていること。

一方、「成長マインド」とは、知性や才能も努力によって伸びるという考える。先天的なものがどうであれ、根気強く努力を続ければ、自分の資質をさらに高めて成長できると信じていること。

 

あなたはどっちですか?

 

うん、私は色々な本を読むことで、

「固定マインド」から「成長マインド」へ転換できたように思います。

 

2010年、ミシガン州立大学の心理学者ジェイソン・モーザーが行った研究で明らかになったことは、

「固定マインド」の人は、失敗に目を向けず、無視する傾向があり、

「成長マインド」の人は、間違いにしっかりと注意を向けていた。まるで失敗に興味津々というほどだったといいます。

 

失敗から学べる人と学べない人の違いは、突き詰めて言えば、失敗の受け止め方の違いです。

「成長マインド」の人は、失敗を自分の力を伸ばす上で欠かせないものとして受け止めているのです。

一方、「固定マインド」の人は、生まれつきの才能や知性に恵まれた人が成功すると考えているので、失敗を「自分に才能がない証拠」と受け止める。人から評価されることは大きな脅威になるのです。

 

私がこれまでに出会った大きな成果を上げた人々は皆、「成長マインド」の人ばかりでした。「成長マインド」の方が成長や進化をもたらすことは、言うまでもないでしょう。

 

さあ、今日も前向きに頑張りましょう!

水道水で水を飲める国って、こんなに少ないの?

f:id:arasenstyle:20170429085318j:plain

宮路秀作氏の著書「経済は地理から学べ!」を読んで、驚いたことがありました。

「国土全体において水道水を安全に飲める国は世界に15カ国しかない」とのことでした!

その国は、フィンランド、スウェーデン、アイスランド、アイルランド、ドイツ、オーストラリア、スイス、クロアチア、スロベニア、アラブ首長国連邦、南アフリカ共和国、モザンビーク、ニュージーランド、そして日本だと。

 

日本は、ユーラシア大陸の東に位置しているため偏西風の影響が少なく、モンスーンの影響が強い国です。

そのため年降水量は世界平均の2倍以上だそうです。

また島国であるために隣国との水資源を巡る争いも基本的に存在しません。

世界の多くはそうではないようです。

安全に飲める水は当たり前ですが、世界ではそうもいかないのですね。

 

でも、

皆さんは水道水の水を飲んでいますか?

「水道水の水は安全だとわかっているのですが・・・水を買って飲んでいます。」

という人が多いのではないでしょうか。

日本は、水道水が飲める国としてかなり厳しい体制で管理されていますが、

日本人は、それ以上に安全性を求めているようです。