あらせんstyle

教育委員会の指導主事として学校関係者に生徒指導に関する指導助言や、学校心理士として保護者や児童にカウンセリングなども行なっている。小学校教諭を16年間勤め、関わった子供は約3500名。2014年には総合学習の実践で第63回読売教育賞 最優秀賞を受賞。著書「いじめ2.0 ~新しいいじめとの戦い方~愛育出版」

ストレスを生まない軽微なリズム運動を!

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教育現場では、いじめ、不登校、暴力等々、様々な問題が起こっています。

その問題行動を生み出す子供達に共通すること、それは過度のストレスです。

イライラがマックス。我慢がマックス。

これが共通点です。

 

ストレス解消法は様々ありますが、

私が紹介したいのは、

「軽微なリズム運動」を毎日短時間行うことです。

 

近年、精神医学の研究で、

「軽微なリズム運動」がストレスを抑えることを明らかにしています。

 

神経伝達物質のノルアドレナリンが、必要以上に分泌されると神経が昂ぶり、イライラしやすく落ち着きがなくなり、攻撃的になります。

また、ドーパミンも過度に分泌されると、際限なく満足できない状態になります。

そんなノルアドレナリンやドーパミンの暴走にブレーキをかけるのがセロトニンです。

このセロトニンの働きを活性化させるのが「軽微なリズム運動」なのです。

 

つまり「軽微なリズム運動」でセロトニンの分泌が活性化され、

正常な精神状態が保たれるのです。

 

私は今、教育現場で継続的な「軽微なリズム運動」の実践を推奨しています。

子供達が自分の心をうまくコントロールできるようになってもらいたい!

そんな思いから呼びかけています。

 

まずは自分からと、

私は毎日、5分間のリズム体操を実践しています。

(できない時もありますが・・・)

続けてみると、心が安定することを実感しています。

シャキッとします。

体を動かせば、心もスイッチが入る、という感じなのです。

 

読者の皆さんも

興味がある方は実践してみてくださいね。

きっと「心の安定」を実感できると思います。

 

私が実践している体操は、

これです↓

https://youtu.be/hwJI16pP89E

 

 

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