良い先生と悪い先生
私は小学校教師をしていましたので、
よく友達から
「良い先生と悪い先生の違い」
についてよく質問されることがあります。
いろんな観点から答えることができますが、
「良い先生=成長する先生」とする観点から言うと、
次のように答えることができます。
問題が勃発した時、
「良い先生は自分を戒め、悪い先生は子どもや保護者を責める」
です。
例えば、
生徒の成績がなかなか上がらない。
良い先生は
「自分の教え方に問題があるかもしれない。もっと良い教え方はないだろうか。」
と自分に原因を見つけようとします。
一方、悪い先生は、
「子どもに理解力がない。教えた通りにやらないからダメだ」
「保護者が宿題を見てやらないからダメだ」
等々、子どもや保護者に原因を見つけようとするのです。
前者の方は、どんどん成長します。
後者の方が楽なようですが、結局は実力がつかないまま。
いつしか子どもや保護者からも見捨てられていきます。
問題の原因を「自分の責任」と捉える人は、
「この問題に対して自分は何ができるだろう」と考えようとします。
この思考がクセになっている人は、自分の力で解決する体験をどんどん積んでいきます。
いつしか
「自分が変われば相手が変わる」
「自分が変われば環境が変わる」
ことを実感していくのです。
さあ、今日も頑張ろう!