あらせんstyle

教育委員会の指導主事として学校関係者に生徒指導に関する指導助言や、学校心理士として保護者や児童にカウンセリングなども行なっている。小学校教諭を16年間勤め、関わった子供は約3500名。2014年には総合学習の実践で第63回読売教育賞 最優秀賞を受賞。著書「いじめ2.0 ~新しいいじめとの戦い方~愛育出版」

一流との出会いが財産!本物に触れよ!

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作家 山本周五郎はいう

「『手低』であるのは致し方ないにせよ、私はいつも『眼高』でありたいと願っている」

と。

「眼高手低」とは、志向の高さに比べて実力が低いことをいいます。

 

山本周五郎氏は小学校を卒業するとすぐに、質屋に勤めています。

そこで質屋の主人から徹底的に「本物」を教えられます。

主人は山本に偽物、二流品を見せずに、一流品ばかりを見せて教育します。

すると、山本は鑑識力が上がり、偽物を見抜けるようになったといいます。

 

その経験から、山本氏は「人の鑑定も同じ」だといいます。

境涯の高い人に接していると自分も引き上げられ、

くだらない人と馴染むと品性も下劣になってしまうというのです。

以前、ブログで書いた「ミラーニューロン」にも通じるものがあると思います。

 

私は素晴らしい人物との出会いが財産だと実感しています。

さらに本物の人との出会いを望んでいます。

我が子にも本物の人やものに触れさせたいと思っています。

 

 

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