一流との出会いが財産!本物に触れよ!
作家 山本周五郎はいう
「『手低』であるのは致し方ないにせよ、私はいつも『眼高』でありたいと願っている」
と。
「眼高手低」とは、志向の高さに比べて実力が低いことをいいます。
山本周五郎氏は小学校を卒業するとすぐに、質屋に勤めています。
そこで質屋の主人から徹底的に「本物」を教えられます。
主人は山本に偽物、二流品を見せずに、一流品ばかりを見せて教育します。
すると、山本は鑑識力が上がり、偽物を見抜けるようになったといいます。
その経験から、山本氏は「人の鑑定も同じ」だといいます。
境涯の高い人に接していると自分も引き上げられ、
くだらない人と馴染むと品性も下劣になってしまうというのです。
以前、ブログで書いた「ミラーニューロン」にも通じるものがあると思います。
私は素晴らしい人物との出会いが財産だと実感しています。
さらに本物の人との出会いを望んでいます。
我が子にも本物の人やものに触れさせたいと思っています。