あらせんstyle

教育委員会の指導主事として学校関係者に生徒指導に関する指導助言や、学校心理士として保護者や児童にカウンセリングなども行なっている。小学校教諭を16年間勤め、関わった子供は約3500名。2014年には総合学習の実践で第63回読売教育賞 最優秀賞を受賞。著書「いじめ2.0 ~新しいいじめとの戦い方~愛育出版」

「何のため」を忘れるな 〜今、取り組んでいることの目標と目的は何か〜

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目標と目的は違います。

かつて恩師が教えてくれたことがあります。

「目標は県大会出場や県大会での勝利」。

「目的はハンドボールを通じての人格の形成」だと。

この話を聞いて、心から納得したことを覚えています。

 

それ以降、

「この活動は何のため?」

を自分に問いかけながら生きています。

 

今、私がブログ発信している目的をいうと、

「出会った525名の教え子をはじめ、すべての人にとって、生きる希望になる情報を発信するため」です。

そして目標は、

「毎週1回以上、20年間発信する」です。

※きかっけは「長男が誕生 そして1つの決意をする(2016年10月31日発信)」の通りです。

 

目的が明確だと具体的な目標に立ち向かう意欲も高まるのを実感しています。

 

目標達成に向けて頑張ってるあなた、

自分に問いかけてほしい。

「この活動の目的は何か」と。

 

「とりあえず立てた目標なので、達成することが目的」になっていませんか?

 

そうであれば、

もし、目標が達成できなかった時、

次に進む方向を見失ってしまいませんか。

また、頑張ってきた自分を否定する感情が生じ、落ち込んでしまいませんか。

さらに、目先の目標達成だけに汲々としてしまうと、気がつくと自分の視野が狭くなり、つらくなってしまいませんか。

 

最初から、目的が明確になっている人は少ないかもしれません。だからこそ、

常に自らの行動について「何のため」を自問することで、目的が見えてくる

のだと思っています。