いじめ被害者への対応策をもっと真剣に考えよ
「いじめは悲惨である。
いじめは残酷である。
いじめ被害児童生徒は、
もう二度とその空間に戻りたいとは思わなくなる。
対象者は登校できなくなり、最悪の場合は…」
学校では「いじめ問題」が喫緊の課題です。
現に毎月というペースで、子供がいじめを苦に自殺しています。
どうにかして、負の連鎖に終止符を打ちたいと考えます。
私は以下のことを提案します。
いじめの被害を受けた子どもには、学校以外の場所で学習する権利を与えるべきと考えます。
例えば、インターネット学習という支援です。
大学ではeラーニングを活用する動きが増えています。いつでもどこでも学べる環境を整えようとしています。
小・中・高等学校でも積極的な導入を検討してはどうかと思います。
また、ここ数年、退職教職員が増加しています。
経験豊かなベテラン教師が個別に教えるシステムを構築する等、
様々に検討してはよいのではないかと思います。
もう一つ、学校教育においても。いじめの抑止行為を積極的に行うことです。
いじめ加害者が「いじめても、あまり得にならない・・・。逆に損だ。」
というシステムを作ることが大切だと考えます。
例えば、「いじめは、刑法では侮辱罪、脅迫罪となり、民法では損害賠償請求の対象になること」「場合によっては警察に通報すること」をしっかり教えることです。
また、いじめが学校で発生する場所、時間帯は、教室・廊下、休み時間・登下校時です。その時間帯に、地域のボランティアさんが見回りをするのです。
さらに、全教室・廊下に監視カメラです。絶大な効果があると考えます。
このような意見は、「力によるいじめの抑止で、教育現場にそぐわない」と思われるかもしれませんが、現場はすでにそこまできています。
いずれにせよ、いじめは大人が本気で取り組むべき、国民的課題です。