あらせんstyle

教育委員会の指導主事として学校関係者に生徒指導に関する指導助言や、学校心理士として保護者や児童にカウンセリングなども行なっている。小学校教諭を16年間勤め、関わった子供は約3500名。2014年には総合学習の実践で第63回読売教育賞 最優秀賞を受賞。著書「いじめ2.0 ~新しいいじめとの戦い方~愛育出版」

縁の下の力持ちになりたい

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「縁の下の」とくれば、

次にどんな言葉が続きますか?

 

先日、ラジオを聞いていると、

「縁の下の筍」という慣用句を紹介していました。

 

Goo辞典で「縁の下の」を検索してみると、

次の3つの慣用句が出てきました。

 

縁の下の鍬使い:窮屈で十分動きがとれないことのたとえ。

縁の下の筍:立身出世のできない人のたとえ。

縁の下の力持ち:他人のために陰で苦労、努力をすること、また、そのような人のたとえ。

どれも脚光を浴びない、暗い感じです。

でもその中でも「縁の下の力持ち」だけは、

違うニュアンスがあります。

褒め言葉として使われることが多いのではないでしょうか。

 

私は「縁の下の力持ち」という言葉が大好きです。

というか、小さい頃から、

「人のために陰で努力する人が素晴らしい」

と教育されてきたからだと思います。

 

英語で「縁の下の力持ち」を

unsung hero

と表現するそうです。(するのかな?)

陰のヒーロー。見えないところで支えている人。

という意味でしょう。

 

今日もunsung hero

になれるように頑張ろう。