あらせんstyle

教育委員会の指導主事として学校関係者に生徒指導に関する指導助言や、学校心理士として保護者や児童にカウンセリングなども行なっている。小学校教諭を16年間勤め、関わった子供は約3500名。2014年には総合学習の実践で第63回読売教育賞 最優秀賞を受賞。著書「いじめ2.0 ~新しいいじめとの戦い方~愛育出版」

決断を重ねると精神が疲弊!

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決断を重ねると精神が疲弊します。

こんな経験はありませんか?

会議が長時間になってくると、考えるのに疲れてしまい、元気な時なら反論を言う内容なのに流してしまう・・・。

 

そう、決断をたくさん重ねると、精神が疲弊し、考える元気がなってしまうのです。

 

深夜のテレビショッピング。

1日の終わり、肉体的にも精神的にも最も疲れている時間に放映されているのには意味があるのかもしれませんね(笑)

思わず買ってしまいそうになったら、「決断疲れ起こしていないかな」と冷静に考える必要がありそうです。

 

オバマ前大統領は2012年、ヴァニティ・フェア誌のインタビューに次のように答えています。

「私はグレーか青のスーツしか着ないことにしています。出来る限り決断の数を減らそうとしているのです。食べるものとか着るものにいちいち決断のエネルギーを使いたくないのです。なぜなら私には決断しなくてはならないことがたくさんあるからです。決断するためのエネルギーは集中して使わなくてはなりません。そのために日常生活はルーティン化しておくことです。瑣末なことに気を取られてはならないのです。」

 

そういえば、あのスティーブ・ジョブズも同じ服を着ていましたよね。

 

決断疲れが出ないように、日常生活をルーティン化して、決断そのものを減らすのもいいかもしれませんね。