あらせんstyle

教育委員会の指導主事として学校関係者に生徒指導に関する指導助言や、学校心理士として保護者や児童にカウンセリングなども行なっている。小学校教諭を16年間勤め、関わった子供は約3500名。2014年には総合学習の実践で第63回読売教育賞 最優秀賞を受賞。著書「いじめ2.0 ~新しいいじめとの戦い方~愛育出版」

残業ゼロを目指そう!働き方改革は自分改革!

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「残業ゼロが実現すればどうなるでしょう」

 

こんなことを考えたことはありますか?

これを真剣に考え実行しようとしている人がいます。

小池百合子氏です。

 

さすが「クールビズ」を実現させた人です。

東京都知事になって、

次から次へと「これまでなかなか実現できなかった」ことに挑戦されています。

 

その一つが

「20時完全退庁」です。

都庁では残業が月平均23.5時間、年間1000時間を超える職員もいたようです。

都庁の中では「まずは22時完全退庁を目指そう」という声があったようです。

しかし、小池氏は「18時完全退庁の実施」を模索したようですが、

今の体制では現実的ではないと、20時とされたそうです。

2016年12月時点で、約9割の職員が20時30分退庁ができるまでになったそうです。

 

素晴らしいですね!

 

小池氏は、残業を減らすカギは「上司の意識改革が必要」と捉え、

職員に「遅くまで居座っている上司をそっと教えてください」と発信されたとか。

※職員が都知事に直接連絡できる「目安箱」があるようです。

 

また、小池氏は「イクボス宣言」も行っています。

イクボスとは「育児する部下をボスが応援する」という意味のようです。

 

さらに、小池氏は「ライフ・ワークバランス」も叫ばれています。

生活の基盤があってこそ、本当に良い仕事ができると。

勤務時間が短くなれば、仕事の優先度は変わります。

それぞれが自分の時間(仕事以外のスキルアップ、趣味や家庭の時間)の使い方を

考え直すことになるというのです。

 

小池氏の動きは注目です。

イクボスになれるよう頑張ります!

 

(「PRESIDENT1・2号(小池百合子の東京ビッグバン)」12月10日発行 プレジデント社)を読んで