水道水で水を飲める国って、こんなに少ないの?
宮路秀作氏の著書「経済は地理から学べ!」を読んで、驚いたことがありました。
「国土全体において水道水を安全に飲める国は世界に15カ国しかない」とのことでした!
その国は、フィンランド、スウェーデン、アイスランド、アイルランド、ドイツ、オーストラリア、スイス、クロアチア、スロベニア、アラブ首長国連邦、南アフリカ共和国、モザンビーク、ニュージーランド、そして日本だと。
日本は、ユーラシア大陸の東に位置しているため偏西風の影響が少なく、モンスーンの影響が強い国です。
そのため年降水量は世界平均の2倍以上だそうです。
また島国であるために隣国との水資源を巡る争いも基本的に存在しません。
世界の多くはそうではないようです。
安全に飲める水は当たり前ですが、世界ではそうもいかないのですね。
でも、
皆さんは水道水の水を飲んでいますか?
「水道水の水は安全だとわかっているのですが・・・水を買って飲んでいます。」
という人が多いのではないでしょうか。
日本は、水道水が飲める国としてかなり厳しい体制で管理されていますが、
日本人は、それ以上に安全性を求めているようです。