あらせんstyle

教育委員会の指導主事として学校関係者に生徒指導に関する指導助言や、学校心理士として保護者や児童にカウンセリングなども行なっている。小学校教諭を16年間勤め、関わった子供は約3500名。2014年には総合学習の実践で第63回読売教育賞 最優秀賞を受賞。著書「いじめ2.0 ~新しいいじめとの戦い方~愛育出版」

信じるということ

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今日、

「俺は何も信じられない・・・」

と言う人に出会ったので、

いろいろ考えてしまいました。

 

日本のお札一枚の製造費を知っていますか?

約16円なんだそうです。

では、なぜ1万円分の価値があるかといえば、みんながそう「信じている」からです。

 

貨幣であっても、債券であっても、

証券でも原理は同じですよね。

資本主義経済を回転させ発展させる根幹には「信用」があるのです。

 

考えてみれば、

経済に限らず、「信じる」ことなしに、

私たちの生活は成り立ちません。

 

ジュースが出てくると「信じている」から自動販売機にお金を入れます。

スイッチを入れたら電源が入ると「信じている」からテレビのスイッチを押します。

毒が入っていないと「信じている」から妻が作ったご飯を食べることができます。

 

何も信じられなくなったら生きていけません。

こんなことを考えてしまいました。

しょーもないこと書いてすみません。

 

では「何を信じて、何を信ずべきではないのか」誰か明確な答えを教えてくれる人はいますか?