一ミリの成長に気づくには
教育の道を歩んで20年目。
担任させてもらった子どもは525名。
金色の髪。
大声な声で授業妨害。
窓から飛び降りようとする。
友達の服をトイレに流す等々・・・。
特に手を焼いた子どものことはいつまでも忘れない。
教師駆け出しの頃、
何度、注意されても必ず学校に来る、その子どもの思いを考えてもみなかった。
でも、
「この子のことを誰よりも信じよう」
教え子の可能性をどこまでも信じようと決意した時から、
子どもの見え方が変わった。
子どものちょっとした頑張りが見えてきた。
相手を敬遠する気持ちは自身の目を曇らせる。
長所も短所に見える。
心から可能性を信じよう!
心から褒めようと決めた目には、
子どもの「一ミリの成長」が見えるのだ。