童謡「ぞうさん」から考えた〜心の中に誇れる「何か」を持て〜
「ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね そうよ かあさんも ながいのよ」
昭和27年に発表された有名な童謡「ぞうさん(作詞:まどみちお、作曲:團伊玖磨)」です。
仲むつまじいゾウの母と子と、それを動物園に見に来た人間の母と子の仲良しの歌・・・。
そんなほっこりする印象の曲ですが、実はそうではないらしいのです。
作詞家のまどみちおさんがいうには、
「子どものゾウが悪口を言われた歌」なのだそうです!!!
「君の鼻、長すぎるよ。他の動物と比べたら変だよ。」
と言われる。
でもゾウは、しょげたり悲しんだり言い返したりしません。
「大好きなお母さんも長いのよ」
と朗らかに切り返し、誇りにしている歌だというのです。
なんと!
童謡「ぞうさん」には、そんなたくましさが秘められているのです。
朗らかなゾウ、いいですね!
周りの目や評判など気にせず、堂々とした振る舞いが素晴らしいです。
ゾウさんは心の中に誇れる「何か」を持っているのでしょう。
誇り高きゾウさんを尊敬します。