発達障害のある人が安心できる社会へ
【発達障害って何?】
発達障害とは、生まれつきの脳機能の凸凹によって、社会生活に困難が発生する障害のことです。
【発達障害のある人の困難とは?】
発達障害のある人は、多くの人と比べて、得意なこと不得意なことの差が大きく、違った物事の感じ方や考え方をすることが多いです。そのため、勉強や仕事の理解や進め方、集中や持続の偏り、対人関係のトラブルなどが生じて生活に支障をきたしやすいのです。
発達障害の原因は、全容解明がなされていませんが、これまで言われてきた「親の育て方が悪い」「親の愛情不足」などという説は、今では医学で否定されています。
【気づかれにくい障害】
発達障害の難しさは、見た目には分かりにくいことです。
例えば、本人は悪気がなく行動していても、周囲には「自分勝手だ」「空気が読めない人だ」などと誤解を受けることがよくあります。また、人と比べて知覚や聴覚過敏なので、耐えがたい環境にいるのに、「これくらい我慢できるやろ」「もっと集中しろ」などと本人の根性の問題にされてしまうこともあるのです。
そのため、発達障害のある人は、「どうせ自分にはできない・・・」と無力感を感じてしまいます。ついには「うつ病」などの二次障害に至る場合があるのです。
【周囲の理解で軽減できる】
発達障害の生きづらさは、本人の発達の凸凹と周囲の人との関わりのミスマッチから発生しています。そうであるならば、周囲の理解と適切な配慮、ちょっとした環境の調整があれば、生きづらさを軽減することができるのです。発達障害のある人の中には、得意なことを生かして様々な業界で活躍されている人がたくさんいます。
【発達障害の分類】
発達障害は、主に3つに分類されます。3つは人によっては重複する場合もあります。同じ診断名でも特性のあらわれ方は人によって異なります。
広汎性発達障害
○コミュニケーション・対人関係の障害
「人の気持ちを想像・理解するのが苦手」「冗談や比喩が理解できない」「興味のあることを一方的に話し続けてしまう」「非言語的なサイン(表情・目配せなど)を読み取るのが困難」等
○こだわりが強い
「日課・習慣の変化や予定の変更に弱い」「特定の物事に強いこだわりがある」等
○その他の特性
「聴覚・視覚・触覚など感覚の過敏、鈍磨を伴うこともある」
ADHD(注意欠如・多動症)
○不注意
「物をなくすことや忘れ物が多い」「人の話を一定時間集中して聞けない」等
○衝動性
「予測や考えなしに行動してしまう」「相手の話を待てない」等
○多動性
「じっとしていられない」「動き回る」「しゃべりすぎる」等
LD(学習障害)
「読む・書く・計算する・・・等の特定の分野の学習だけが極端に困難
どうですか。
あなたは発達障害ではないですか。
また、あなたの周囲には生きづらさを感じている人はいませんか。
発達障害のある人が安心して生きていける社会にしていきたいです。
そのためには、全人類が発達障害について正しく理解することが必要です。そして、適切な配慮を実行していくのです。
小中学校では理解が進みつつあります。
遅れているのは大人社会のようです。
いじめ被害者への対応策をもっと真剣に考えよ
「いじめは悲惨である。
いじめは残酷である。
いじめ被害児童生徒は、
もう二度とその空間に戻りたいとは思わなくなる。
対象者は登校できなくなり、最悪の場合は…」
学校では「いじめ問題」が喫緊の課題です。
現に毎月というペースで、子供がいじめを苦に自殺しています。
どうにかして、負の連鎖に終止符を打ちたいと考えます。
私は以下のことを提案します。
いじめの被害を受けた子どもには、学校以外の場所で学習する権利を与えるべきと考えます。
例えば、インターネット学習という支援です。
大学ではeラーニングを活用する動きが増えています。いつでもどこでも学べる環境を整えようとしています。
小・中・高等学校でも積極的な導入を検討してはどうかと思います。
また、ここ数年、退職教職員が増加しています。
経験豊かなベテラン教師が個別に教えるシステムを構築する等、
様々に検討してはよいのではないかと思います。
もう一つ、学校教育においても。いじめの抑止行為を積極的に行うことです。
いじめ加害者が「いじめても、あまり得にならない・・・。逆に損だ。」
というシステムを作ることが大切だと考えます。
例えば、「いじめは、刑法では侮辱罪、脅迫罪となり、民法では損害賠償請求の対象になること」「場合によっては警察に通報すること」をしっかり教えることです。
また、いじめが学校で発生する場所、時間帯は、教室・廊下、休み時間・登下校時です。その時間帯に、地域のボランティアさんが見回りをするのです。
さらに、全教室・廊下に監視カメラです。絶大な効果があると考えます。
このような意見は、「力によるいじめの抑止で、教育現場にそぐわない」と思われるかもしれませんが、現場はすでにそこまできています。
いずれにせよ、いじめは大人が本気で取り組むべき、国民的課題です。
「○○先生、まだ若いのにオヤジ臭すごい!」って言われた教師って1年で何人いるの?
「日本で古い家具で怪我する人って1年で何人くらいいるの?」
という質問にあなたは1時間以内に答えられますか?
ある方法を使うと容易に答えを導き出せるのです。
その方法とは・・・。
・日本の人口1.3億人。
・その中で壊れる可能性のある家具を持っているのは約20%→2600万人
・怪我しやすいのは、お年寄りと小さい子供と考えると、人口の約20%→520万人
・そのうち100人に1人が怪我すると仮定すると→5万人
答えは「年間5万人」です!
適当すぎる・・・。
そのように思われた人もいるのではないでしょうか。
このように導き出す方法を「フェルミ推定」といいます。
「原子力の父」として知られるノーベル賞物理学者エンリコ・フェルミが名前の由来です。
正確な答えが出しにくい問いでも推定ロジックによって短時間で求める有名な方法です。
この「フェルミ推定」を使って、次の問いに答えましょう。
「『○○先生、まだ若いのにオヤジ臭すごい!』って言われた教師って1年で何人くらいいるの?」
それでは計算してみましょう!
教職員約100万人
オヤジは男性だから→50万人
「若いのに」だから20代として20%→10万人
若年性加齢臭の割合は5%として→5千人
そのうち100人に1人が言われたとして→50人
答えは「50人」です!
まあ、私も20代の頃言われた記憶があります・・・。
さあ、今日も頑張ろう!
おっちゃんの勉強法
読書に目覚めのは、大学院で学び出した40歳の頃です。
新しい知識や情報を知ることに喜びを感じたからです。
気がつけば、毎週3~4冊読むペースです。
いつ読むのかって?
「起きてすぐ」「仕事終了後」「寝る前」・・・。
いつでもどこでもです。
ここ1ヶ月で読んだ本はこの通りです。
「一流の学び方(著:清水久三子 東洋経済新報社)」には、
学びには4つの段階があるとして、
①概念の理解:「知っている」知識
②具体の理解:「やったことがある」経験
③体系の理解:「できる」能力
④本質の理解:「教えられる」見識
とあります。
私の読書の学びでいうと「概念の理解」に留まっています。
これから具体→体系→本質へとステップアップしたいと思っています。
清水氏は①②はインプット。③④がアウトプット。
インプットの期間を極力短縮化に。
アウトプットの期間にできるだけ時間を費やすとも言っています。
私の次の課題は「アウトプット」です。
アウトプットするためには、読書により学んだことをチャートに落とし込み、何が重要なのかという「本質」を抽出すること。
そして積極的に発信です。
一歩一歩進みます。
今日も頑張ろう!
No attack, No chance! 自分から動き出せ!
佐藤琢磨さんのインタビュー記事を読んで胸が熱くなりました。
「日本を飛び出して 世界で見つけた 僕らが本当に やりたかったこと~海外で成功した日本人20人の働き方~(森 美知典 著)実務教育出版」です。
・高校に自転車部がなかったので、担任の先生にかけ合って自転車部ができたこと。さらにインターハイで優勝したエピソード。
・雑誌を見て、「鈴鹿サーキット レーシングスクール」に応募したこと。さらに、スクールの試験前に「とにかく1分でいいから話を聞いて欲しい」と面接を懇願。「大学も自転車もすべて捨てて、これまでできなかった分、スクールで思い切ってやりたいです。チャンスをください」と情熱を語るエピソード。
・40歳を超えた今もインディカー・シリーズのチャンピオンを目指している姿。
等々、読んでいて興奮しました。
佐藤さんは、自分から動き出して世界をつくっていく。
自分の足で、見て、触れて、感じている。
運やツキを待つのではなく、自分で取りに行く勇気がある。
私もそうでありたいと、また決意させていただきました!
今日も頑張ろう!
ブランド力
【ブランド力と業績】
①数量プレミアム効果
ブランド力が強いと、品質が同じであったとしても、競争製品に比べて、選ばれやすくなる。
②価格プレミアム効果
強いブランドは、消費者の価格への受容度を引き上げるため、高い価格を設定することができる。
③リピート効果
ブランド力が強いほど、次回もそのブランドを購入したいというリピート顧客が増える。
④口コミ効果
強いブランドには、口コミによって、顧客が顧客を呼ぶメカニズムが作用する。
これらの要因が相まって、好業績に結びつくのである。
数量プレミアム×価格プレミアム効果×リピート効果×口コミ効果=好業績
【強いブランドの4条件】
①明確なコンセプト、明快なイメージ
②完成に訴求する
③独自のポジションがある
④低価格ではない
本日、なんてことを学びましたので、報告します。
今、行なっている事業を「ブランド力」あるものに育てたいなぁ、
なんて思っています。
ビジネスは信用こそ命
まんがでわかる「ウシジマくん×ホリエモン」負けない働き方 ばかは最強の法則(小学館)
を読んで痛快でした。
一流大学卒業の新人OLの主人公のユウコが、謎のビジネスマンのホリーさんから指導される場面での言葉。
「ビジネスで一番大切なものは、コネでもカネでもねぇ。信用だ!」
う~ん。
「信用こそ命」
胸に染み入りました。
信用ある人は、いくらでも融資してくれます。
購入するなら信用ある会社の物やサービスを選びますもんね。
また、商売で成功する可能性を上げたいなら
「商売の4原則」
・利益率の高いビジネス
・在庫をできるだけ持たない
・毎月の定額収入が得られる
・少ない資本で始められる
を満たす重要性など、学ぶ箇所が多い本です。
やはり漫画は1ページあたりの情報量が多いです。短い時間でより多くの情報が吸収できます。まんがは「最強メディア」と言われるだけのことがあります。
約15分で読み終え、満足いく情報を得ることができました。
学校でもまんがを効果的に取り入れたらいいかもです。