どうすれば「感じのいい人」になれるの?
どうすれば「感じのいい人」になれるのでしょうか?
名古屋経営短期大学の西川三恵子氏の
「第一印象に関する意識調査・研究 2003年」によると、
「感じのいい人」の特徴は、
「笑顔」35.3%
「挨拶をする」24.3%
「丁寧に接する」5.1%
の順だったそうです。
つまり、「感じのいい」という印象を与えるには、
いつも笑顔で、挨拶をし、丁寧に接することなのです。
人の記憶に残るのは、
「ものすごく感じがいい人」
「ものすごく感じが悪い人」
のどちらかです。
ここ一番では(ん?どんな時?人さまざまだと思います)
「感じのいい人」になりたいものです。
「笑顔」「挨拶」「丁寧」を心がけてみてはどうでしょうか。
おもてなしをするための3つの見方
元キャビンアテンダントの松澤萬紀氏が、
当時の仕事振り返り、
「3つの見方」で、お客様をみて、おもてなしをしていたそうです。
その3つとは、
「見る」「観る」「看る」です。
①見る
全体の様子をよく見渡す。俯瞰力
②観る
お客様一人ひとりを詳しく観察する。観察力
③看る
お客様に気を配ってお世話をする。看る力
おもてなしのプロの見方です。
相手に興味を持ち、相手が何を考え、何を望んでいるかを「察する」ことができれば、目の前の人い小さなサプライズを届けることができるといいます。
はじめの一歩は、
「まわりをよく見る」ことから始まるそうです。
今日も頑張ろう!
共感・共汗・共歓で友好を拡大
良い関係を築くコツの一つに
- 「3かん」があると聞きました。
「3かん」とは、
①共感:思いを共感する
②共汗:一緒に汗を流す
③共歓:一緒に歓び楽しむ
他人への「きょうかん」は、
人と人の結び付きを強化するそうです。
「3かん」を心がけて、
友好を拡大してみませんか。
準備で全てが決まる
「準備で全てが決まる」とよく言われます。
確かに、最善の準備ができている時は、何事においても
落ち着いて、
自信を持って、
思い切ってできると実感しています。
その背景には、
「これだけ準備したのだから、あとは思い切ってやるだけだ」
「これだけ準備したのだから、失敗しても悔いはない」
と、始める前にすでに自分に勝っているのです。
松澤萬紀氏の著書に、
無印良品の松井忠三名誉顧問が
仕事において「準備」に力を入れているエピソードを通して、
「準備の量」と「結果の質」は比例する
と述べています。
一流の人は、「準備」にこそ、力を入れているといいます。
今以上の結果を出したいとするなら、
もう一度、自分の「準備量」を見直すことが大切かもしれません。
冗談には「ネガティブ冗談」と「ポジティブ冗談」があります
こんな話を聞いたことがあります。
冗談には「ネガティブな冗談」と「ポジティブな冗談」があると。
「ネガティブな冗談」は、人をネタにして笑いを取ろうとしたり、聞いている人を不快な気持ちにさせる冗談のことです。
「ポジティブな冗談」は、誰も傷つけることなく、まわりの人に明るい話題を提供する冗談のことです。
あなたはどっちの冗談をよく言いますか?
あるいは、あなたのまわりの人は、どっちの冗談をよく言っていますか?
「ネガティブ冗談」は、時として、相手の解釈によって、ものすごく誤解を与える恐れがあるので、言わないようにしましょうね。
良い先生と悪い先生
私は小学校教師をしていましたので、
よく友達から
「良い先生と悪い先生の違い」
についてよく質問されることがあります。
いろんな観点から答えることができますが、
「良い先生=成長する先生」とする観点から言うと、
次のように答えることができます。
問題が勃発した時、
「良い先生は自分を戒め、悪い先生は子どもや保護者を責める」
です。
例えば、
生徒の成績がなかなか上がらない。
良い先生は
「自分の教え方に問題があるかもしれない。もっと良い教え方はないだろうか。」
と自分に原因を見つけようとします。
一方、悪い先生は、
「子どもに理解力がない。教えた通りにやらないからダメだ」
「保護者が宿題を見てやらないからダメだ」
等々、子どもや保護者に原因を見つけようとするのです。
前者の方は、どんどん成長します。
後者の方が楽なようですが、結局は実力がつかないまま。
いつしか子どもや保護者からも見捨てられていきます。
問題の原因を「自分の責任」と捉える人は、
「この問題に対して自分は何ができるだろう」と考えようとします。
この思考がクセになっている人は、自分の力で解決する体験をどんどん積んでいきます。
いつしか
「自分が変われば相手が変わる」
「自分が変われば環境が変わる」
ことを実感していくのです。
さあ、今日も頑張ろう!
富士のような自分を作りあげろ
10代の頃に読んだ本で印象的な作品は、
吉川英治の「宮本武蔵」です。
武蔵が弟子に語るセリフに
「あれになろう、これに成ろうと焦るより、
富士のように、黙って、自分を動かないものに作りあげろ」
とあります。
初めてこれを読んだ時、
「カッコエエーーーこんな男になりたい。」
そんなことを思ったことを覚えています。
30年経った今、
富士のように、
動かない自分を作りあげられたでしょうか。
昔と比べると、少々のことでは迷わない自分になったようには思いますが、
富士のようなスケールには程遠い感じです。
富士山のことを調べてみると、
富士山は10万年ほど前に誕生した火山なのだそうです。
火山の寿命が50万年~100万年と言いますから、
富士山は小・中学生くらいの子どもの火山なのです。
地下ではマグマがメラメラと燃えたぎっているそうです。
富士のような自分を作りあげるには、
奥底のマグマのような燃える心が必要です。
もうすぐ4月。
燃えるような情熱で新年度を迎えたいですね。